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組合概要

代表挨拶

林材業界は今年になってからにわかにざわついております。アメリカから発した木材価格の大幅な上昇によって北米材はおろか、ヨーロッパ材までも価格上昇が起き、今や国産材までも樹種等級によって上昇しているところであります。
しかしながら需要が増えても、一挙に山から出材を増やすことはできません。

奈良県材、吉野地方の材というのは、今特に求められている若齢林とは違い、高齢樹が多いためニーズにこたえられているところがいまのところ少ないのではないかと思っております。しかしながらこのウッドショックと言われているこのニーズに少しでも便乗したい、またその必要があるのではないか、大きなチャンスがきているのではないかと感じます。新聞や、業界の方々とお話する中でこのウッドショックも早ければ今年いっぱい長くても来年の春までではないかと言われております。
この二倍近くまで上昇した杉、ヒノキの並材が、来年の春に落ち着いたとしても元の値段に戻ることはないだろうと私は思っております。2025年から開催する大阪万博の需要が来年から始まるということを聞いています。隣接する奈良県としてもそれなりに万博関連の需要が起こるのではないかと思います。

昨今の環境問題等によって相当な量の木材がこの万博では使われるようで、特に会場周辺の幅300m、長さが2kmという遊歩道が全部木材を使用すると聞いております。パビリオンもあるでしょうしこれを想定しただけでも相当な量の木材が必要になってくるわけです。そういった需要も含めて機運の盛り上がりを来年以降非常に期待するものです。
しかしながら、急激な材価の上昇によっては計画を変更するということもあり得ることですので、あまりに急激な値段の上昇もよくないとも思っております。そういう中で、これから起こるであろう需要に対して対応するためにはできるだけ早く林業作業道を延長する、開設することが必要になってきます。

我々森林組合といたしましても、作業道の更なる延長を、また新しい開設をするために努力する次第でございます。また新しく作業道を設置する計画がおありの組合員の方に、是非申請をしていただき、またその周辺の林地の方々にも開設のためにご協力いただくことを改めてお願いいたしましてごあいさつとさせていただきます。

代表理事組合長
貝本 博幸

組合概要

組合紹介①
組合紹介②
組合紹介③
組合紹介④
組合紹介⑤
組合紹介⑥
組合紹介①
組合紹介②
組合紹介③
組合紹介④
組合紹介⑤
組合紹介⑥
名称       黒滝村森林組合

設立年月日    昭和27年1月23日

組合員数     338名

払い込み出資金  9,601,000円(1口金額1,000円)

役員       理事11名 監事3名

職員       5名


作業員      8名

〒638-0251 奈良県吉野郡黒滝村寺戸154

TEL:0747-62-2124(事務所直通)

FAX:0747-62-2179

アクセス方法

道の駅 吉野路黒滝から車で約10分
下記詳細マップを見てからお越しください。

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